PCやPLC等の機器に内蔵されているバックアップ用の電池は
数年に1回交換することがありますが意外と工数がかかることがあります。
定常業務とは異なり、過去の作業を鮮明に覚えているわけではなく
交換の手順書やマニュアルと格闘したり
機器をバラすのに四苦八苦しながら交換することになるケースがよくあります。
そこで今回紹介するのがダミーコイン電池を使用した電池交換の工数削減方法です。
ダミーコイン電池とは
ダミーコイン電池とは、コイン電池で駆動する機器に対して
外部から電源を供給するための機器になります。
ダミーコイン電池を使用することでACアダプターや
USBポート等の外部電源でコイン電池駆動の機器を動かすことができ
電池交換を作業を無くしたり、
コイン電池駆動製品の検査時の電源供給に使用したりできます。
電池交換の工数削減方法
バックアップ電池の交換作業の何が大変なのか
それは電池の交換そのものではなく
電池が交換できる所まで機器をバラしたり
組み立てたりすることに多くの工数が発生します。
そこでダミーコイン電池を使用し
電池交換がしやすい場所に電池ケースを設置することで
機器をバラすことなく電池交換が可能となります。
この改善により大幅な工数の低減が実現できます。
まとめ
Cyack Labではバックアップ電池向けに最適なダミーコイン電池DB-R2032Tを販売中です。
DB-R2032Tは既存のダミーコイン電池(DB-R2032N)とは違い
内部のレギュレータの機能が無いものになります。
レギュレータの機能が無いためUSBポート等の5V電源を使用することはできませんが
レギュレータの消費電力が無い分、バックアップ電池のような低消費電力駆動に最適です。
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