Cyack Labはこの度ソーラーパネルに充電機能及び出力制御機能を搭載した、IoT機器及び電子機器向けソーラーモジュール「Sun Power Installer」を発売しました。
昨今のIoTブームの中で、電源が取りにくい屋外で使用できる製品を求められる場面が増えてきていると思います。
また、お客様からの要望で「現在使用している機器を屋外で使用したい」との声も増えてきているのではないでしょうか?そのような場面で本製品は力を発揮できると考えています。
本製品はIoT機器やその他電子機器の電源部分として使用することができます。
また、発電・充電・出力制御がオールインワンになっており、開発コストを抑えながらソーラーパネルを搭載した製品を制作することができるようになります。
本製品の発電部分は日本メーカー製300mWソーラーパネルを採用し、充電部分は高耐久性・高出力を実現するため、バッテリーではなくスーパーキャパシタを採用しています。
スーパーキャパシタを採用することで、瞬間的に必要となる電力の供給にも対応することができ、最高出力5.5V1Aまで出力することができます。
スーパーキャパシタの充電容量は0.1F/0.2F/1.0F/2.0Fの4パターンから選択することができます。
出力制御部分はキャパシタの充電電圧を監視し、充電が溜まると出力ON、充電が減ると出力OFFになります。
出力制御するための上下限しきい値は製品の型式によって変わります。そのため本製品購入時に上下限しきい値を選択することができます。
製品サイズは67.5mm×41.0mmで、型式によって厚みが7.5mmまたは12.2mmになります。
IoT機器は屋外で使用する際バッテリー駆動を行うことが多いです。バッテリーの容量は固定値のためどうしても低消費というテーマが開発者にのしかかってきます。
この低消費にこだわった開発も、時には部品のコスト増大や新規部品採用によって開発コストが増大するケースがあります。
ソーラーパネルを採用する理由としてバッテリー交換や充電のコスト削減がありますが、短期的に見ても開発や部品のコストを抑えることができる可能性があると考えられます。
本製品の詳細は以下からご確認ください。
Sun Power Installerの詳細はこちらから